青すぎた空に歩き疲れてしまったみたい
町の喧騒 人の声や影に なじめないまま
体が解けていくように そう特にあなたには
伝えても伝えきれない言葉があるのだが
どこまで言っても青いだけの空の向こう側に
何があるの?
おどけてみせて わらってみて
誰にも届かない声を精一杯叫んでいた
群青色の空に向かって 精一杯叫んでいた
街並みに帰るとそこはいつもの景色で
声を上げるにはとても騒がしすぎたから
本当の気持ちだけをばらばらの音階に隠してみたかった
どうでしょうかと問う人もいないし
耳を傾ける必要もない ばらばらの音階をつなぎとめる仕方も知らないまま
旋律のない唄につながらない音をつなげてみても
どこにも行けないし たどりつけない
誰かに見つめられても戸惑ってしまうだけなんだ