最小の労力で最大の成果を生む more with lessとはなにか

バックミンスター・フラーの宇宙学校

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理想的な指針として最も価値ある金言はMore with less

つまり最小の労力で最大の成果を生むという考え方です。

機械論的な現代の思想に当てはめると合理的や効率的という言い方が正しいです。

 

近現代の文明においてその言葉のニュアンスと国家検閲に

おおきな齟齬を現実に含むような世界観を作り出すメディアや

常識というものが持つ功罪という疑念に対してある対処法を取るためには

この最小の労力で最大の成果を生む考え方がなくてはなりません。

 

また自然の摂理というものは基本的に機械論で言う合理的なものであり

包括的であるものです。機械論のロジックでは平面上を起点とした 立体的ではない

創造性を軸に物事を進行していますが その技術ではコンピューターの

計算機能力に大幅に人間は 遅れを取ることになります。

 

マルサスダーウィンの作り出した前代的な

適者生存論や弱肉強食論には機械論と同じようなある自然の摂理に対する

大きな間違いを含んでいました。それがこの最小の労力で

最大の成果を生むという考え方の欠如です。

 

自然には本来、ある一定のエネルギーに対して等価値の反作用が

働いておりそれはシーソーのようにバランスを取っているものです。

そのバランスをとったシーソーが円運動を行い、互いに影響しあうような

システムこそがこの地球における物理現象です。

 

国家的な教育システムではこの最も重要な地球機構に対して

なんの科学的な見解や事象を提供するような学者や学説は私の

受けた学校教育では存在しませんでした。

なぜなら学校教育が前時代の軍役をもとにした制度や

自衛を根本にする保守的な検閲をその教科書システムの中に

初めから組み込んでしまっているからです。

 

国家的な検閲をかいくぐり、マルサス=ダーウィン論に潰されなければ

人は社会的にある一定の真実にたどり着きます。

 

それが地球の本来の意思で有り、人が信仰しているものとは

全く違う本来の神の恩恵というものを得られます。

 

才能というものが教育システムによって鈍麻していく理由や

こどものもつ万能的な遊びの能力をそもそもこの社会では包括し得ない

システムになっているのはそれは平面上の検閲システムによるところがおおく

その検閲システムが余りにも強力な為、人は思考力を失い

意思を持つことすら厳しくなりつつあります。

 

もしこの国家検閲システムをAIやコンピュテーションによる自動化が

起こってしまえば本来的な価値というものが永遠に電磁気に隠されてしまうことに

なりかねないのです。そういう意味では危うい時代であると言えます。

 

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宇宙船地球号操縦マニュアル (ちくま学芸文庫)

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